2007年の1月下旬、私はホンダCB1300SFを衝動買いしてしまいました。
いつものようにオークションを徘徊していました。
そして、いつものように・・・
自動車、オートバイ > オートバイ > 車体 > ホンダ
のカテゴリへ行きます。ここで、これまたいつものように「CB1300」と「ジャイロキャノピー」と検索をかけます。えっ、
ジャイロキャノピーですか?いいじゃないですか。ほしいんですよ、ジャイロキャノピー。そう、あのピザ屋のバイクですね。
ジャイロキャノピーを語らせると2時間くらい話してしまうので、この話は向こうに置いておきましょう。
ここはCB1300のホームページですので。
でっ、いつものようにジャイロキャノピーではなく、「CB1300」って検索したんですよ。そう、あれは2007年の1月初旬でした。
そしたら私の目の前に現れたんですね。
そう、まさしくそれは「CB1300SF」。それもブルーカラーの2002年に登場したSPバージョンです。
このSPは2001年と2002年に登場しました。
2001年のデザインは白と赤を基調にしたモデルでした。サイレンサーもチタンになっており、そいつも中々ステキなデザインでした。
しかし、私の心はあまり動きませんでした。
次の年、またも出た、SPバージョンに私は衝撃が走りました。そうです。今度はなんとブルーのモデルで登場したのです。
これは紛れもなく20年前に出たCB1100Fのブルーカラーそのものです。
CB1100Fも赤と白を基調にしたデザインのモデルが主流でした。
そうこちらのデザインですね。現在も残っているCB1100Fはこちらのデザインが多いのではないでしょうか。
これが私の心を奪った、CB1100Fです。
このブルーと白を基調にしてレッドのラインが入ったCB1100Fがほしくてほしくてたまりませんでした。
当時大学生だった私はこのバイクに乗りたい一心で限定解除までしました。
しかし、タマ数の少なさと、大学生の私がこのようなバイクを変えるお金があるわけないです。いつしか時は過ぎ、
記憶が薄れていったのです。
そこへ突如として私の目の前に現れたブルーのCB1300SF。車体も大柄になり、それでいてエンジンをはじめ、
足回りも現代風のバイクです。
もういてもたってもいられなくなりました。そこで、私はあることを考えました。このオークション、一回待ってみよう。
それでも残っていたら本気で考えてみようじゃないか。
さすがに年齢も40を余裕で過ぎ、子供も大きくなってきました。オヤジがこんなふざけたモノを転がしていたらちょっとね。
っと思ったわけです。ようは冷却期間をおこうというワケですね。オレも大人になったな~
しかし、次の週見ると・・・そのCB1300SFは誰かに買われていってしまいました。そうです。突然の別れでした。
かなり悲しかったですが、「いや、想いでは美しいまましまっておこう。」そう思った私は自分をほめて上げました。
2週間もたった、ある日の昼下がり、私はまた性懲りも無く、CB1300とジャイロキャノピーと言うキーワードを入れていました。
いくつかあるジャイロキャノピー・・じゃなくてCB1300を見ていくと・・・なんとあのCB1300SF
SPがまた出品されているではありませんか!!!!
目を疑いました。
手が震えました。
そして次の瞬間・・・・希望落札価格にて、落札してしまいました。
魔がさした・・・という言い方になるでしょうか。
買い物から帰ってきた嫁に言いました。
「オレ・・・CB1300、落札しちゃった・・・エヘヘ」
ここでふつーの家庭なら「すぐにかえしてらっしゃい!」とおこられるでしょう。しかし、
なんとウチの嫁は限定解除もしている大のバイク好き。数年前、腰を痛めて泣く泣く愛車FZR600を手放した状態だったので・・
2つ返事でOKをもらいました。
こんな感じで、今うちのガレージには長年の夢だったCB1100FカラーのCB1300SF SPがどーんと鎮座しています。
なにかあると、意味もなくガレージに行ってCBを見てはニタニタしています。
そうそう、毎日ランニングしているのですが、やはりビッグバイクに乗るという自覚から、鉄アレー2kgをもって走ることを、
自分に義務付けました。
これをもって、30分ランニングすると腕はパンパンです。しかし、CBのためならこの程度なんて子とありません。また、
私の愛読書にはビッグマシンというバイク雑誌もくわわり、次は何をつけようかな・・・次はどこへ行こうかな・・・と、
わけも無くニヤニヤしています。
皆さんもこんな楽しいビッグバイクの世界へ来てみませんか?
えっ、ジャイロキャノピー?はい、買ってしまったらここで報告しますので楽しみにしていてください~