CB1300Super FourはCB1000 Super
Fourの後継車種として1997年に開催された第32回東京モーターショーに参考出品されました。
そして翌年の1998年2月10日に発表され、3月2日に発売されました。
エンジンはX4と同じである水冷4ストロークDOHC直列4気筒エンジンが採用されました。もちろん、CB1300Super
Four用に回転域をより高速よりにセッティングが変更され搭載されました。その後登場したCB1300Super
Fourの2003年型は新設計のエンジンに変更されています。また足回り、
リアサスペンションにはダブルプロリンクサスが採用されていました。
CB1300Super Fourの簡単な歴史
1998年に発売されたCB1300Super Fourは好評を博し2000年にはシリーズ初のマイナーチェンジが行われました。
車両自体の軽量化を中心に行われることなり、サスもセッティングが変更されました。
2001年と2002年にはPRO'S 店限定車も発売されます。2001年のはホンダのWGP500勝記念車です。
タンクカラーは赤と白が基調なっていて、フレームも赤色です。
その次の年に発売された2002年のはBIG-1誕生10周年記念車で、このCB1300.org管理者の愛車がこのモデルです。
両車両ともモリワキのマフラーが車両登録後装着される事になっています。ノーマルのマフラーももちろんあります。
サイレンサー部が2001年車はチタン製となっています。私の愛車の2002年車がカーボン製となっていて、
チタン製のサイレンサーよりもちょっとカッコいいかなと勝手に思っています。
2003年には「PROJECT BIG-1」生誕10周年にあたり、新たな時代の「PROJECT BIG-1」
の具体化をするために新型のCB1300Super Fourがリリースされました。
デザインもお尻がとんがったようなフォルムになっています。
この年シリーズ初のフルモデルチェンジが行われました。車体の軽量化を中心に行われ、FI化をはじめ、収納スペースの大型化
(12L)、イモビライザーやLEDテールも装着され劇的に変化を遂げました。同年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦し、
無事完走を成し遂げたことは記憶に新しいのではないでしょうか。
2004年モデルは新たに、リアショックユニットにファイティングレッドのスプリングを採用。
前後のウインカーレンズをスモークレンズにするなど精悍さがましています。
またこの年には、前年に参戦した鈴鹿8耐仕様のCB1300RがDREAM店100台限定で発売される事になりました。
その年に開催されたドイツのモーターサイクルショーでABSの搭載されたモデルが発表され、
その後日本の雑誌に掲載されたことを記憶している方も多いでしょう。
2005年には国内市場にABS搭載モデルとハーフカウルのモデルがラインナップに加わりました。SUPER BOL
D'ORのネーミングでハーフカウルを装着したモデルがラインナップされます。
またこの年もYAMAMOTOレーシングが鈴鹿8耐に参戦し、クラス優勝で完走しています。